天然塩の見分け方は?おすすめの天然塩11選も紹介【スーパーで買える種類もあり!】

「天然塩って体に良さそうだけど、どれを選べばいいのか分からない…」と感じたことはありませんか?

スーパーや通販サイトを見ても、「天日塩」「海の塩」「自然塩」「天然ミネラルたっぷり」など、似たような表記がずらり。

どれが本当に良い天然塩なのか、判断がつかず、結局よく分からないまま値段やパッケージで選んでしまった…という方も多いのではないでしょうか。

実は、パッケージに『天然塩』と書かれていても、製法や成分によっては精製塩に近いものもあります。

本当に体に良い塩を選ぶには、「原材料」「製造方法」「成分表示」など、チェックすべきポイントを知っておくことが大切です。

この記事では、天然塩の見分ける5つのポイントと、おすすめの天然塩11選もご紹介します(スーパーで買える種類もあり)。

「体にいい塩を選びたいけど、難しいことは分からない」という方でも安心して読める内容になっていますので、ぜひ参考にしてみてください!

目次

天然塩とは?精製塩や再加工塩との違いを解説!

『天然塩』とは、海水や岩塩、湖水などの自然由来の塩を、できるだけミネラルを失わずに自然に近い製造工程で作った、ミネラルを豊富に含んでいる塩のことです。

一方で、『精製塩』や『再加工塩』は主に工業的に大量生産される塩で、塩化ナトリウムの純度が高く、ミネラルがほとんど含まれていません。

スクロールできます
天然塩精製塩・再加工塩
原材料海水・岩塩・湖水などの自然素材のみ主に海水(輸入した天日塩、炭酸マグネシウムなどを含む場合がある)
製造工程天日干し、平釜、釜炊きなど伝統製法イオン交換膜法、溶解、立釜など
食塩相当量70〜90%90%以上
ミネラル多いほとんど含まない
味の特徴まろやかで旨みや甘みを感じる単調で塩辛い
天然塩と精製塩の違い

『天然塩』は製造工程において、天然素材に含まれているミネラル分をほとんど失わず、自然のままのミネラル成分(マグネシウム、カルシウム、カリウムなど)が豊富なため、まろやかで旨みや甘味が感じられます。

『天然塩』の製造工程は、太陽や風の力でじっくり乾燥させたり、昔ながらの釜で煮詰めたりする工程が主流です。

ミネラルは身体を構成する材料として、生体機能の調整・酵素の働きをサポートするなど様々な働きがあり、ミネラルが不足すると、様々な健康問題を引き起こす可能性があります。

そのため、ミネラルを豊富に含む天然塩は健康や美容を意識する人から注目を集めています

天然塩の見分け方は?

大前提として、『天然塩』という言い方は、法律などで明確に定められた言葉ではありません。

スーパーやネットショップでは「自然塩」「海塩」「こだわりの塩」などさまざまな塩が並んでいますが、それが本当に『天然塩』なのかを見極めるのはなかなか難しいものです。

パッケージに「天然塩」と書かれていても、実際には工業的に精製された塩であるケースもあるため、以下の5つのポイントを意識して選ぶことが大切です。

  • 原材料が「海水」のみ
  • 製造工程に「天日」「平釜」などの表記がある
  • 製造工程に「イオン膜」「溶解」「立釜」などの表記がない
  • ミネラル含有量が多い(食塩相当量が90%以下が目安)
  • 価格が安すぎるものには注意!

それぞれ、詳しく解説します。

原材料が「海水」のみ

まず確認したいのが原材料です。

記載が「海水」のみであれば、不要な添加物を含まない『天然塩』である可能性が高くなります。

逆に、「天日塩」や「炭酸マグネシウム」などの表記がある場合は、精製塩や人工的に加工された塩の可能性が高いです。

原材料に「天日塩」と書かれていたら、一見「天然塩じゃないの?」と思いがちですが、原材料に「天日塩」と書かれているということは、海外から輸入した天日塩を一度溶解して製造された塩ということなので、分類としては『精製塩』になるので注意しましょう。

製造工程に「天日」「平釜」などの表記がある

製造工程の欄に「天日」「平釜」と記載されているものは、自然の力を使った製法で作られているため、『天然塩』である可能性が高いです。

  • 天日:太陽と風の力だけで海水を結晶化させる製法。
  • 平釜:釜に海水を入れて、弱火でじっくりと煮詰めて塩を作る製法。

とくに「天日塩」は、太陽と風の力でゆっくり結晶化させた塩で、ミネラルを多く含むのが特徴です。

ただし、『天然塩』の製法は一概に「天日」「平釜」だけではありません。

たとえば、「加熱ドラム」「逆浸透膜」「ライト照射(平釜)」といった工程も、ミネラルバランスを保ちながら結晶化させていることによりミネラル含有量が高いため、広い意味で『天然塩』と捉えることができます

  • 加熱ドラム:回転するドラム内で海水を加熱・乾燥させる製法。
  • 逆浸透膜:海水から水分だけを分離し、高濃度の海水を抽出する製法。
  • ライト照射(平釜):遠赤外線や光などで釜内の加熱を行う平釜式の製法。

そのため当ブログでは、「加熱ドラム」「逆浸透膜」「ライト照射(平釜)」といった工程で製造された塩も、ミネラル含有量が多い場合は『天然塩』と定義しています。

工程に「イオン膜」「溶解」「立釜」などの記載がない

逆に、「イオン膜」「立釜」「溶解」などの製法が記載されている塩は、『精製塩』または『再加工塩』である可能性が高くなります。

これらは工業的な手法で塩化ナトリウムの純度を高める工程であり、ミネラル成分はほとんど含まれていません

  • イオン膜:海水から塩分だけを電気的に分離する工業的製法。。
  • 溶解:いったん結晶化した塩を水に溶かして、再度加熱・結晶化する製法。
  • 立釜:高温・高圧の密閉釜で急速に塩を結晶化させる製法。

パッケージに「天日塩」などの記載があったとしても、単に海外から輸入した「天日塩」を溶解して再加工した塩である場合もあるので、製造工程もしっかり確認するようにしましょう。

ミネラル含有量が多い(食塩相当量が90%以下が目安)

成分表示の「食塩相当量」にも注目しましょう。

天然塩はミネラル(マグネシウム、カルシウム、カリウムなど)を多く含んでいるため、食塩相当量が約90%以下になっていることが多いです。

逆に、食塩相当量が99%以上の場合は、精製塩の可能性が高いと言えるでしょう。

価格が安すぎるものには注意

『天然塩』は、手間と時間をかけて作られるため、ある程度の価格になります。

当ブログで調査した結果、『天然塩』の価格帯は、100gあたり300〜400円程度のものが多いです。

そのため、100gで100円以下のような極端に安い塩は、大量生産された精製塩の可能性があるので注意が必要です。

高ければ良いとは限りませんが、安すぎるものには必ず理由があります。

天然塩にも「海水塩」「岩塩」「湖塩」の3種類がある!

一口に「天然塩」といっても、その原材料や採れる場所によって、主に以下の3つに分類されます。

  • 海水塩(かいすいえん)
  • 岩塩(がんえん)
  • 湖塩(塩)

それぞれの特徴を知っておくことで、自分に合った天然塩を選びやすくなります。

以下の表に、特徴をまとめました。

スクロールできます
主な産地原材料ミネラル味の特徴
海水塩日本・フランス・ベトナム等海から汲み上げた海水を結晶化多いまろやか
岩塩ヒマラヤ・欧米等結晶化した塩の鉱床から採掘普通〜多いシャープ
湖塩中国・南米等塩分濃度の高い塩湖から採れる塩多いやさしい・軽やか
天然塩の種類

それぞれ詳しく解説します。

海水塩(かいすいえん)

現在、国内で一般的に『天然塩』と呼ばれるものの多くは、この海水塩です。

海から汲み上げた海水を「天日干し」や「平釜炊き」などの自然な製法で結晶化させて作ります。

日本国内では、日本・フランス・ベトナム産のものが多く出回っています。

ミネラルが豊富で、味にまろやかさやコクがあるのが特徴です。

製法によって塩の粒の大きさや食感、風味が異なるため、料理や用途に応じて選びやすい点も魅力です。

岩塩(がんえん)

海が地殻変動などで閉じ込められ、長い年月をかけて結晶化した塩の鉱床から採掘された塩です。

主にヒマラヤ山脈周辺やヨーロッパ、アメリカなど、内陸部で採れる塩です。

地中深くに眠るため、汚染の心配が少なく、自然に近いミネラルバランスを保っている場合もあります

赤、ピンク、灰色など、産地によって色合いやミネラル構成が異なり、見た目もそれぞれ個性を持っています。

やや硬めで溶けにくいため、調理に使う際には粉末状にしたものを選ぶと便利です。

湖塩(こえん)

塩分濃度の高い塩湖から採れる塩です。

天日干しによって自然に結晶化されます。

代表的な産地は、中国の青海湖やボリビアのウユニ塩湖などです。

海水塩と同様に天日干しで作られることが多く、ミネラルを含んだやさしい風味が特徴です

ただし、産地によっては添加物や精製の程度が異なるため、パッケージの表示や製法を確認することが大切です。

おすすめの天然塩11選【スーパーで買える種類もあり!】

さっそく、結論からいきます!

おすすめの天然塩11選は、以下の表のとおりです。

スクロールできます
商品名
画像
粟国の塩
粟国の塩
宗谷の塩
宗谷の塩
ぬちまーす
ぬちまーす
雪塩
雪塩
最進の塩
最進の塩
海の精 あらしお
海の精 あらしお
角鹿の塩
角鹿の塩
わじまの塩
わじまの海塩
カンホアの塩
カンホアの塩
天草の塩
天草の塩
天然塩 あまび
天然塩 あまび
メーカー株式会社沖縄海塩研究所田上食品工業株式会社株式会社ぬちまーす株式会社 宮古島の雪塩株式会社最進の塩海の精株式会社株式会社津田伊右衛門株式会社 美味と健康有限会社 カンホアの塩九電産業株式会社株式会社 ササヤ
製造国日本日本日本日本日本日本日本日本ベトナム日本日本
原材料海水(沖縄県粟国島)海水(日本)海水(沖縄県 宮城島)海水(宮古島)海水(山口県)海水(伊豆大島)海水(敦賀湾)海水(石川県輪島市沖)海水(ベトナム・カンホア)海水(熊本県天草灘)海水(沖縄県100%)
製造工程天日・平釜加熱ドラム、乾燥、粉砕逆浸透膜、噴霧乾燥、低温焼成逆浸透膜、加熱ドラム平釜天日、平釜天日・平釜平釜(ライト照射)天日・粉砕平釜天日、平釜
食塩相当量73.40%71.80%75.50%72.60%84.10%86.36%81.30%88.90%85.82%88.60%90%
マグネシウム含有量1660mg3240mg3360mg3310mg563mg700mg1000mg295mg780mg633mg219mg
カルシウム含有量250mg1070mg700mg832mg1400mg400mg1100mg527mg620mg264mg259mg
カリウム含有量480mg1010mg970mg1000mg176mg240mg460mg47mg250mg213mg81.2mg
スーパーで買える?一部の成城石井、イオン、バロー、相鉄ローゼン、ドン・キホーテ、スーパー、自然食品店などに売ってる
※1
一部のイオン、スーパー、アンテナショップ、北海道物産展、自然食品店などに売ってる一部の成城石井、ロピア、イオン、アンテナショップ、沖縄フェアなどに売ってる一部の成城石井、カルディ、イオン、ドン・キホーテ、沖縄フェア、自然食品店などに売ってる情報なし一部のスーパー、成城石井、イオン、自然食品店などに売ってる情報なし一部の紀伊國屋、自然食品店などに売ってる一部のオーガニック系スーパー、自然食品店などに売ってる一部のスーパー、自然食品店に売ってる一部の自然食品店などに売ってる
質感・粒がしっかりしたあらじおタイプ・粒子が細かくサラサラとした塩・粒子が細かくサラサラしたパウダー状・サラサラとして粉雪のようなパウダータイプ・サラサラタイプ・粒がしっかりしたあらじおタイプ・粗い粒が特徴の粗塩・粒が大きくざらざらしたタイプ・粒がしっかりしたあらじおタイプ・しっとりタイプ・粒がしっかりしたあらじおタイプ
商品名・画像粟国の塩
粟国の塩
宗谷の塩
宗谷の塩
ぬちまーす
ぬちまーす
雪塩
雪塩
最進の塩
最進の塩
海の精 あらしお
海の精 あらしお
角鹿の塩
角鹿の塩
わじまの塩
わじまの海塩
カンホアの塩
カンホアの塩
天草の塩
天草の塩
天然塩 あまび
天然塩 あまび
参考価格
100gあたり
(Amazon)
788円 ※2552円 ※2680円 ※2742円 ※2460円 ※2234円 ※21998円 ※21000円 ※2157円 ※2258円 ※2855円 ※2
参考価格
100gあたり
(公式通販)
405円 ※3497円 ※3720円 ※3313円 ※3259円 ※3889円 ※3745円 ※3140円 ※3
AmazonAmazonAmazonAmazonAmazonAmazonAmazonAmazonAmazonAmazonAmazonAmazon
楽天市場楽天市場楽天市場楽天市場楽天市場楽天市場楽天市場楽天市場楽天市場楽天市場楽天市場
公式通販公式通販公式通販公式通販公式通販公式通販公式通販公式通販公式通販
各天然塩の比較

※1…2025年5月28日時点での情報。
※2…Amazonで販売されている商品の100gあたりの参考価格(2025年5月28日時点)。
※3…公式通販で販売されている商品の100gあたりの参考価格(2025年5月28日時点)。

粟国の塩

粟国の塩
画像出典:株式会社沖縄海塩研究所公式サイト

島の風と太陽が育んだ、まろやかな海の恵み

沖縄・粟国島の海水から生まれた「粟国の塩」は、自然の力と手間を惜しまない製法で丁寧に作られています。

竹などを使った枝条架式製法で濃縮し、平釜でじっくりと煮詰めることで、ミネラル豊富でまろやかな味わいを実現しています。

また、製法の違いにより「天日結晶塩(天日タイプ)」も販売されており、こちらは太陽と風の力だけで結晶化された、より自然に近い仕上がりになっています。

塩味は角がなくまろやかで、素材の旨みを引き立てます。

おにぎりや天ぷら、サラダなど、シンプルな料理にひと振りするだけで、料理全体の味が引き締まります。

日々の調味料にこだわりたい方や健康を意識する方にもおすすめです。

一部の成城石井、イオン、バロー、相鉄ローゼン、ドン・キホーテ、スーパー、自然食品店などにも売っています。

¥1,261 (2025/05/21 17:44時点 | Amazon調べ)
商品名粟国の塩
メーカー株式会社沖縄海塩研究所
製造国日本
原材料海水(沖縄県粟国島)
製造工程天日・平釜
食塩相当量73.40%
マグネシウム含有量1660mg
カルシウム含有量250mg
カリウム含有量480mg
スーパーでも買える?一部の成城石井、イオン、バロー、相鉄ローゼン、ドン・キホーテ、スーパー、自然食品店などに売ってる
質感粒がしっかりしたあらじおタイプ
参考価格
(Amazon)
788円 / 100g
(※Amazonでの参考価格。2025年5月28日時点。)
参考価格
(公式通販)
405円 / 100g
(※公式通販での参考価格。2025年5月28日時点。)

宗谷の塩

宗谷の塩
画像出典:田上食品工業株式会社公式サイト

北の海が育んだ、やさしい旨みの塩

北海道・宗谷海峡の清らかな海水から生まれた「宗谷の塩」は、独自の製法でミネラルを豊富に含みながらも、自然塩にありがちな苦味が少なく、まろやかな味わいが特徴です。

素材の味を引き立てる調味料として、さまざまな料理に活用できます。

粒子が非常に細かくサラサラしているため、料理に溶けやすく使いやすいです。

口コミでは、「少量でも味が決まる」「おにぎりに使うと格別」「ミネラルが豊富で健康にも良い」といった声が寄せられています。

おむすびや炊き込みご飯、スープ、煮物、焼き魚など、シンプルな料理でその真価を発揮します。

また、人気の天然塩であるぬちまーすや雪塩と比較しても、ミネラル含有量が高いため、健康志向の方や料理好きな方におすすめです。

一部のイオン、スーパー、アンテナショップ、北海道物産展、自然食品店などにも売っています。

¥1,480 (2025/05/27 15:28時点 | Amazon調べ)
商品名宗谷の塩
メーカー田上食品工業株式会社
製造国日本
原材料海水(日本)
製造工程加熱ドラム、乾燥、粉砕
食塩相当量71.80%
マグネシウム含有量3240mg
カルシウム含有量1070mg
カリウム含有量1010mg
スーパーでも買える?一部のイオン、スーパー、アンテナショップ、北海道物産展、自然食品店などに売ってる
質感粒子が細かくサラサラとした塩
参考価格
(Amazon)
552円 / 100g
(※Amazonでの参考価格。2025年5月28日時点。)
参考価格
(公式通販)

ぬちまーす

ぬちまーす
画像出典:株式会社ぬちまーす公式サイト

海の命をそのまま、やさしい塩に

沖縄・うるま市の美しい海から生まれた「ぬちまーす」は、独自の製法「常温瞬間空中結晶製塩法」により、海水中のミネラルを豊富に含んだ天然塩です。

この製法では、海水を霧状にして温風で瞬時に乾燥させるため、熱による成分の損失が少なく、21種類もの海洋成分がそのまま残されています。

味わいは、まろやかで甘みを感じるのが特徴です。

そのため、素材の味を引き立てる調味料として、さまざまな料理に活用できます。

また、粒子が非常に細かく、パウダー状でサラサラしているため、料理に溶けやすく使いやすいと評判です。

ぬちまーすは、その風味とミネラルのバランスが抜群であり、健康に配慮した料理にもおすすめです。

一部の成城石井、ロピア、イオン、アンテナショップ、沖縄フェアなどにも売っています。

¥1,633 (2025/05/27 15:19時点 | Amazon調べ)
商品名ぬちまーす
メーカー株式会社ぬちまーす
製造国日本
原材料海水(沖縄県 宮城島)
製造工程逆浸透膜、噴霧乾燥、低温焼成
食塩相当量75.50%
マグネシウム含有量3360mg
カルシウム含有量700mg
カリウム含有量970mg
スーパーでも買える?一部の成城石井、ロピア、イオン、アンテナショップ、沖縄フェアなどに売ってる
質感粒子が細かくサラサラとした塩
参考価格
(Amazon)
552円 / 100g
(※Amazonでの参考価格。2025年5月28日時点。)
参考価格
(公式通販)

雪塩

雪塩
画像出典:株式会社 宮古島の雪塩公式サイト

海の恵みをそのままに、まろやかな味わいを食卓へ

沖縄・宮古島の美しい海から生まれた「雪塩」は、独自の製法により、海水に含まれるミネラルを豊富に含んだ天然塩です。

その特徴的な製法では、濃縮した海水を熱した金属板の上に吹き付け、約2秒で水分を蒸発させることで、マグネシウムやカルシウム、カリウムなどのミネラルをそのまま結晶化させています。

この製法により、雪塩は一般的な塩と比べて、マグネシウムが約30倍、カルシウムが約8倍、カリウムが約20倍も含まれています。

塩味がまろやかなので、素材の味を引き立てる調味料として、さまざまな料理に活用できます。

また、雪塩は非常に細かいパウダー状で、溶けやすく、料理に均一に馴染みやすいのも特徴です。

天ぷらの付け塩やサラダの仕上げ、スイーツのアクセントなど、幅広い用途で活躍します。

一部の成城石井、カルディ、イオン、ドン・キホーテ、沖縄フェア、自然食品店などにも売っています。

¥890 (2025/05/27 15:29時点 | Amazon調べ)
商品名雪塩
メーカー株式会社 宮古島の雪塩
製造国日本
原材料海水(宮古島)
製造工程逆浸透膜、加熱ドラム
食塩相当量72.60%
マグネシウム含有量3310mg
カルシウム含有量832mg
カリウム含有量1000mg
スーパーでも買える?一部の成城石井、カルディ、イオン、ドン・キホーテ、沖縄フェア、自然食品店などに売ってる
質感サラサラとして粉雪のようなパウダータイプ
参考価格
(Amazon)
742円 / 100g
(※Amazonでの参考価格。2025年5月28日時点。)
参考価格
(公式通販)
720円 / 100g
(※公式通販での参考価格。2025年5月28日時点。)

最進の塩

最進の塩
画像出典:株式会社最進の塩公式サイト

吉母ヶ浜の海の恵みを凝縮した、まろやかな味わいの天然塩

山口県下関市吉母ヶ浜の美しい海水を100%使用し、伝統的な製法で丁寧に作られた「最進の塩」は、ミネラル豊富でまろやかな味わいが特徴の自然塩です。

「最進の塩」は、海水をじっくりと8時間かけて煮詰め、結晶化させています。

その結果、ミネラルを豊富に含むため、まろやかな塩味とともに、素材の旨みを引き立てる効果があります。

「最進の塩」は、塩味だけでなく、旨みや甘みを感じられるのが特徴です。

焼き物や煮物の調味料として使えば、奥深い味わいになります。

また、肉料理や天ぷら、刺身に使えば、素材の旨みを最大限に引き出してくれます。

スーパーなどで販売しているという情報はなく、通販のみでの販売となります。(2025年5月28日時点)

¥1,380 (2025/05/27 15:31時点 | Amazon調べ)
商品名最進の塩
メーカー株式会社最進の塩
製造国日本
原材料海水(山口県)
製造工程平釜
食塩相当量84.10%
マグネシウム含有量563mg
カルシウム含有量1400mg
カリウム含有量176mg
スーパーでも買える?通販のみ
質感サラサラタイプ
参考価格
(Amazon)
460円 / 100g
(※Amazonでの参考価格。2025年5月28日時点。)
参考価格
(公式通販)
313円 / 100g
(※公式通販での参考価格。2025年5月28日時点。)

海の精 あらしお

海の精 あらしお
画像出典:海の精株式会社公式サイト

いつものごはんに、やさしい旨みをひとさじ

「海の精 あらしお」は、伊豆大島の海水を使い、昔ながらの天日干しと平釜による製法で丁寧に仕上げられた自然塩です。

人工的な精製を行わず、海に含まれるマグネシウムやカルシウム、カリウムなどのミネラルをそのまま残しているのが特徴です。

手に取るとしっとりとした感触があり、自然塩ならではの味わいが感じられます。

味の印象は、ただしょっぱいだけではなく、まろやかさや奥行きのあるコクも感じられ、料理に深みを与えてくれます。

中でも、塩むすびや焼き野菜などシンプルな料理と合わせると、素材の味をぐっと引き立ててくれると好評です。

口コミでは「少しの量でも味が決まる」「旨みがあって塩だけで料理が美味しくなる」など、高い評価が多数。

価格もリーズナブルなので、日常使いにおすすめの天然塩です。

一部のスーパー、成城石井、イオン、自然食品店などにも売っています。

¥2,340 (2025/05/21 12:34時点 | Amazon調べ)
商品名海の精 あらしお
メーカー海の精株式会社
製造国日本
原材料海水(伊豆大島)
製造工程天日、平釜
食塩相当量86.36%
マグネシウム含有量700mg
カルシウム含有量400mg
カリウム含有量240mg
スーパーでも買える?一部のスーパー、成城石井、イオン、自然食品店などに売ってる
質感粒がしっかりしたあらじおタイプ
参考価格
(Amazon)
234円 / 100g
(※Amazonでの参考価格。2025年5月28日時点。)
参考価格
(公式通販)
259円 / 100g
(※公式通販での参考価格。2025年5月28日時点。)

角鹿の塩

角鹿の塩
画像出典:株式会社津田伊右衛門公式サイト

古代の伝承と現代の技が融合した、まろやかな天然塩

福井県敦賀市の美しい海水を使用し、伝統的な製法で丁寧に作られた「角鹿の塩」は、ミネラル豊富でまろやかな味わいが特徴の自然塩です。

その名は、敦賀の古称「角鹿(つぬが)」に由来し、古代の伝承に彩られた特別な塩として知られています。

「角鹿の塩」は、敦賀湾の海水を原料とし、天日干しと平釜炊きの工程を経て、じっくりと時間をかけて結晶化させています。

この製法によりミネラルを豊富に含み、塩味だけでなく、旨みや甘みを感じられるまろやかな味わいが生まれます。

焼き物や煮物の調味料として使えば、奥深い味わいになります。

また、肉料理や天ぷら、刺身に使えば、素材の旨みを最大限に引き出してくれます。

スーパーなどで販売しているという情報はなく、通販のみでの販売となります。(2025年5月28日時点)

商品名角鹿の塩
メーカー株式会社津田伊右衛門
製造国日本
原材料海水(敦賀湾)
製造工程天日・平釜
食塩相当量81.30%
マグネシウム含有量1000mg
カルシウム含有量1100mg
カリウム含有量460mg
スーパーでも買える?通販のみ
質感粗い粒が特徴の粗塩
参考価格
(Amazon)
1,998円 / 100g
(※Amazonでの参考価格。2025年5月28日時点。)
参考価格
(公式通販)
889円 / 100g
(※公式通販での参考価格。2025年5月28日時点。)

わじまの海塩

わじまの塩
画像出典:株式会社 美味と健康公式サイト

低温が育む、まろやかな海の結晶

石川県・輪島の清らかな海水から生まれた「わじまの海塩」は、独自の低温製法により、海の恵みをそのまま結晶化させた天然塩です。

釜炊きを行わず、海水に体温程度の熱と風を当てて、40℃未満の低温でゆっくりと蒸発・濃縮させることで、ミネラルを豊富に含んだ塩が生まれます。

この製法により、塩はまろやかな味わいとなり、素材の旨みを引き立てます。

おむすびや天ぷら、サラダなど、シンプルな料理にひと振りするだけで、料理全体の味が引き締まります。

口コミでは、「おにぎりが格別に美味しくなる」「塩味が柔らかく、甘みを感じる」といった声が多く寄せられています。

また、梅干しや味噌作りなど、発酵食品の仕込みにも適しているといった口コミもあります。

一部の紀伊國屋、自然食品店などにも売っています。

¥999 (2025/05/27 15:38時点 | Amazon調べ)
商品名わじまの海塩
メーカー株式会社 美味と健康
製造国日本
原材料海水(石川県輪島市沖)
製造工程平釜(ライト照射)
食塩相当量88.90%
マグネシウム含有量295mg
カルシウム含有量527mg
カリウム含有量47mg
スーパーでも買える?一部の紀伊國屋、自然食品店などに売ってる
質感粒が大きくざらざらしたタイプ
参考価格
(Amazon)
1,000円 / 100g
(※Amazonでの参考価格。2025年5月28日時点。)
参考価格
(公式通販)
745円 / 100g
(※公式通販での参考価格。2025年5月28日時点。)

カンホアの塩

カンホアの塩
画像出典:有限会社 カンホアの塩公式サイト

海の恵みをそのままに。ベトナム産天然塩『カンホアの塩』

ベトナム中南部のカンホア省で生産される「カンホアの塩」は、自然の力を最大限に活かした天日海塩です。

海水を濃縮し、天日と風の力でじっくりと結晶化させることで、ミネラル豊富でまろやかな味わいを実現しています。

「カンホアの塩」は、海水を濃縮し、天日と風の力でじっくりと結晶化させることで、ミネラル成分を豊富に含んだ塩が出来上がります。

この製法により、塩味だけでなく、旨みや甘みを感じられるまろやかな味わいが生まれます。

焼き物や煮物の調味料として使えば、奥深い味わいになります。

また、肉料理や天ぷら、刺身に使えば、素材の旨みを最大限に引き出してくれます。

価格もリーズナブルなので、日常使いにおすすめの天然塩です。

一部のオーガニック系スーパー、自然食品店などにも売っています。

¥783 (2025/05/27 15:39時点 | Amazon調べ)
商品名カンホアの塩
メーカー有限会社 カンホアの塩
製造国ベトナム
原材料海水(ベトナム・カンホア)
製造工程天日・粉砕
食塩相当量85.82%
マグネシウム含有量780mg
カルシウム含有量620mg
カリウム含有量250mg
スーパーでも買える?一部のオーガニック系スーパー、自然食品店などに売ってる
質感粒がしっかりしたあらじおタイプ
参考価格
(Amazon)
157円 / 100g
(※Amazonでの参考価格。2025年5月28日時点。)
参考価格
(公式通販)
140円 / 100g
(※公式通販での参考価格。2025年5月28日時点。)

天草の塩

天草の塩
画像出典:九電産業株式会社公式サイト

海の恵みを凝縮した、職人技が光る天然塩

熊本県天草灘の美しい海水を100%使用し、九電産業株式会社が手掛ける「天草の塩」は、自然の恵みと独自の製法が融合した逸品です。

この塩は、海水を10ミクロンの極細フィルターでろ過し、不純物を徹底的に除去した後、二重平釜で煮詰め、2日以上の「寝かせ」工程を経て結晶化させることで、塩味・酸味・苦味・甘味が調和したまろやかな味わいを実現しています。

「天草の塩」は、水分含有率により「しっとり」と「さらさら」の2種類が展開されています。

「しっとり」は水分を約8%含み、しっとりとした質感で、煮物や焼き魚、汁物、漬物などに最適です。

一方、「さらさら」はさらに乾燥させて水分を0.5%まで落とし、粒度も調整されているため、テーブルソルトやパンの仕上げなどにおすすめです。

口コミでは、「素材の味を引き立てる」「溶けやすく使いやすい」「塩味がまろやかで料理が美味しくなる」といった高評価が多く寄せられています。

また、徹底した衛生管理と職人の手間暇をかけた製法により、安全で高品質な塩として信頼されています。

一部のスーパー、自然食品店に売っています。

¥1,290 (2025/05/27 15:41時点 | Amazon調べ)
商品名天草の塩
メーカー九電産業株式会社
製造国日本
原材料海水(熊本県天草灘)
製造工程平釜
食塩相当量88.60%
マグネシウム含有量633mg
カルシウム含有量264mg
カリウム含有量213mg
スーパーでも買える?一部のスーパー、自然食品店に売ってる
質感・「しっとりタイプ」と「さらさらタイプ」の2種類
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258円 / 100g
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天然塩 あまび

天然塩 あまび
画像出典:株式会社 ササヤ公式サイト

旨みとまろやかさが引き立つ、沖縄の自然が育んだ塩

沖縄の清らかな海水を100%使用し、伝統的な天日と平釜製法で丁寧に作られた「天然塩 あまび」は、無添加・手作りにこだわった自然塩です。

その製法により、海水由来のミネラルが豊富に含まれ、まろやかで甘みのある味わいが特徴です。

粒は粗めでザクザクとした食感があり、料理に使うと素材の旨みを引き立てます。

塩むすびやサラダ、天ぷらなど、シンプルな料理に最適で、少量でもしっかりとした味わいを楽しめます。

口コミでは、「塩味の中に甘みがあり、後味がすっきりしている」「素材の味が引き立ち、美味しく感じる」といった声が多く寄せられています。

一部の自然食品店などにも売っています。

商品名天然塩 あまび
メーカー株式会社 ササヤ
製造国日本
原材料海水(沖縄県100%)
製造工程天日、平釜
食塩相当量89.90%
マグネシウム含有量219mg
カルシウム含有量259mg
カリウム含有量81.2mg
スーパーでも買える?一部の自然食品店などに売ってる
質感粒がしっかりしたあらじおタイプ
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855円 / 100g
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855円 / 100g
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天然塩に関するよくある質問

天然塩って健康にいいの?

天然塩は「健康にいい」とよく言われますが、これは単に「ナチュラルだから安心」というイメージだけでなく、実際に含まれるミネラル成分が関係しています。

精製塩は、ほぼ塩化ナトリウム(NaCl)のみで構成されており、製造過程でその他の成分が除かれてしまいます。

一方、天然塩には、マグネシウム、カルシウム、カリウムといったミネラルが豊富に含まれており、これが健康面で注目される理由です。

ミネラルは体内でつくることができず、食事から摂る必要があります。

とくに、マグネシウムやカリウムは神経や筋肉の働きを正常に保つために重要な栄養素です。

そのため、少量でも毎日使う「塩」を天然塩に切り替えることは、栄養の観点でも意味があります。

ただし、天然塩だからといって「摂りすぎていい」というわけではありません

塩分そのものの摂取量が多ければ高血圧などのリスクはあります。

あくまで、「同じ塩を使うなら、よりミネラルバランスのよい天然塩を選ぶのが望ましい」と捉えてください。

海水塩と岩塩・湖塩はどれが一番健康にいいの?

「天然塩」と一口に言っても、大きく分けて「海水塩」「岩塩」「湖塩」の3種類があります。

まず、日本人の食生活になじみが深いのは海水塩です。

海水を原料にしているため、ミネラルバランスが自然であり、日本人の身体に合いやすいとされています。

マグネシウムやカルシウムなど、体に必要なミネラルがバランスよく含まれている点が特長です。

岩塩は、地下に堆積した塩の鉱床から採掘されるもので、主に海外産です。

精製度が高く、塩化ナトリウムの含有量が多いものが多いですが、中にはピンクソルトのように鉄分を多く含む種類もあります。

味の癖が少なく、肉料理などに使いやすいです。

湖塩は、内陸の塩湖からとれる塩で、ウイグル産などが有名です。

ミネラルバランスは製造地によって異なりますが、まろやかで口当たりが良いものが多い傾向があります。

結論として、どの種類の塩が一番健康に良いかどうかは「ミネラルの種類と含有量」によります

加工方法や用途にもよりますが、食生活になじみやすく、比較的ミネラルバランスの良い海水塩が、日常使いにはおすすめです。

天日と平釜はどっちがいいの?

どちらが良いかは、目的や好みにもよりますが、それぞれの特長を理解して選ぶと良いでしょう。

「天日塩」は、太陽と風の力だけで水分を蒸発させて結晶化させる方法です。

自然の力を利用するため、環境への負荷が少なく、エネルギー効率にも優れています。

ミネラルが豊富に残りやすく、結晶も大きめでザラっとした手触りが特徴です。

味わいはやさしく、まろやかです。

特に気候条件の良い地域(例えばベトナム、オーストラリアなど)では、高品質な天日塩が多く見られます。

一方「平釜塩」は、海水を釜でじっくり炊いて水分を飛ばす製法です。

温度や時間を調整しながら結晶をコントロールできるため、安定した品質と粒の細かさが特徴です。

日本ではこの製法が多く、季節に関係なく製造できるのも魅力。

天日塩よりも塩味がややシャープで、料理のアクセントに使いやすいです。

どちらが「より優れている」というわけではなく、「自然派なら天日塩」「料理用途で安定した品質なら平釜塩」というように使い分けがおすすめです。

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